各校の先生に対面で
相談・質問

 受験や教育の最新情報を入手できると人気の「難関私立中学・高校進学相談会」。この日も、午前10時に開場すると多くの来場者がメイン会場へ。難関47校が開設する個別ブースに向かいます。
 ずらりと並んだ各校のブースでは、先生方が来場者の質問や相談に対応しています。教育方針や授業内容、部活動、海外研修、大学合格実績など、さまざまな質問に対して、時には資料を交えながら答えていました。小学生のお子さんと来場したご家族は「大学合格実績を重視している。学校がどんな受験対策をしているか知りたい」と複数の学校ブースで話を聞いていました。また、「部活動に興味がある」というお子さんと一緒に来ていた保護者の方は「勉強と部活動が両立できる学校を探している」と話していました。
 メイン会場の一角には学校資料コーナーが開設され、ここで学校案内やパンフレットを集める来場者も。工夫を凝らした各校の学校案内が並んでいるので、持ち帰ってじっくり検討するのに役立ちそうです。その隣で開かれた「ミニ学校説明会」には午前に19校、午後に17校が登壇。5分ずつの短時間ながら、各校の特色や魅力をわかりやすく伝えていました。

各種セミナーに
SAPIX体験授業も

 ホールでは、難関校の先生方による座談会やセミナーが事前予約制で行われました。名門校の学びの共通点や国語力の伸ばし方、探究学習の実例など、いずれも最近の教育を取り巻く環境や各校の取り組みがよくわかるもので、来場者の皆さんは熱心に耳を傾けていました。
 会場の一角には、SAPIX小学部が学習相談コーナーと資料コーナーを開設しました。中学受験や日々の学習の相談に応じたほか、教材の展示や資料の配布を行いました。教材を手に取って見る人も多く、「イラストがたくさんあって、カラフルでおもしろそう。子どもも興味を持ったようです」と話す来場者もいました。さらに、SAPIXオリジナル授業「算数αアルファ」の体験コーナーも登場。考えることが苦手な子は得意に、考えることが得意な子はさらに得意に、そんな思いを形にした授業で、この日は出入り自由で誰でも参加できる計算ゲームを実施。小学生が次々とコーナーに立ち寄り、ひとひねりが必要な計算問題に挑戦していました。
 朝日小学生新聞のコーナーでは見本紙プレゼントが行われ、「受験に役立つ朝日小学生新聞活用法」と題したセミナーも開催されました。
 学校ブースでの相談、ミニ説明会、座談会、セミナーとさまざまなプログラムが充実している進学相談会。中学受験を検討しているご家族や志望校選びに迷うご家族には、知りたい情報を効率的に集められる一日になったのではないでしょうか。