【セミナー】

知的好奇心を刺激する『理数教育』の魅力

−開明・須磨学園・西大和学園−

[1]学校紹介

広野 テーマに先立って、まずは学校紹介をお願いします。特色ある取り組みや教育内容について教えてください。

古庄 開明では、学ぶことが楽しいと感じてもらうためにさまざまな取り組みを行っています。ふだんは勉強をしっかりして、年間を通して学校行事を重視。フルマラソンの距離を夜通し歩く夜間歩行や、生徒が自分たちでつくりあげる文化祭などを楽しんでいます。

 須磨学園の学びのスローガンは、「一人ひとりの自己実現」です。価値観が多様化するなかで、一人ひとり目標が違う生徒たちに寄り添って、それぞれの目標や夢の達成を応援しています。また、主体的な学びと実践的な学びを重視しており、実験や実習、研修旅行がとても多い学校です。「制パソコン」「制スマホ」を活用したICT教育にも力を入れています。

 西大和学園では、「時代を担うリーダーの育成」を教育目標に、日々の勉強や体験学習を通して生徒の能力を引き出しています。授業をはじめとする学校生活のなかで、おもしろいという気持ちや好奇心を大切にしています。たとえば、富士登山や体育祭などの学校行事のほか、海外探究プログラムをはじめとする国際教育も充実しています。さらにSSH(スーパーサイエンスハイスクール)やAIP(アントレプレナーシップ探究)の活動を通じて、生徒たちの可能性を大きく伸ばす教育に取り組んでいます。